インターナショナル花見

まどか発足当初からの行事で、30年以上続いております。日本の春の行事を外国の方々にも紹介して、共に楽しんでいただこうという主旨で始めました。

今までに約600名の方たちに参加していただきました。出身国は非常に幅広く、

75か国にもなります。

 

横浜市のお花見の名所・三溪園を舞台に、手作りのお弁当、輪になって座ってのゲームや歌など、外国人が持っている「静」を強調する日本の文化の印象とはちょっと異なるこの行事は、外国の方々にもすんなりと受け入れられています。その後、自分たちで企画してお花見を楽しむ外国人もいる、と聞いて非常にうれしく思います。

 

日本文化紹介

外国人向けのガイドブックには、日本文化が数多く紹介されています。そういったものを体験してみたい、と思うのは洋の東西を問わないでしょう。まどかグループではそのような体験の機会を提供しています。お茶、生け花、着物の着付けなどの他に、折り紙や書道の紹介などを通して、日本文化のファンをたくさん作りたいと考えています。

ガイド

横浜の名所案内、鎌倉、箱根などの観光ガイドはもとより、工場見学や盆栽展を見にいったり、デパートにお連れしたりすることもあります。外国の方々が関心を持つスポットも、この30年の間に変化し、どんどん広がってきています。

「ガイドのための英語セミナー」も過去18回開催しました。まどかグループ会員だけでなく広く一般の方の参加もいただき、プロのガイドの講師をお迎えして、ガイドのスキルアップに努めています。

ホームステイ、ホームビジットの受け入れ

外から見ている日本の家、その内部はどうなっているのか、家庭の中ではどんな暮らし方をしているのか、と興味を示す外国の方にとって、お宅訪問はまたとない機会です。日本に長年住んでいる外国の方で、日本の家を訪れたことがない、という方も大勢います。

日本の生活を体験できる場としてのホームステイ、ホームビジットを通して、日本の社会、家族の在り方なども理解してもらえたら、と考えています。

日本料理教室開催

近年、和食は世界的に注目を浴びています。味だけでなく、新鮮な素材や美しい盛り付けなども関心の的です。日本料理を体験したいという方は大勢います。一方、日本で子育てをしている外国の方は、日々の生活でお弁当作りなどに直面しています。

日本料理教室の参加者の方は、家庭でごく普通に作られている日本食を基本から学ぶとともに、日本の食文化の情報も得ることができます。宗教上の理由などで使用することのできない食材については、その代替となる食材の研究も行います。

途上国の恵まれない子供たちを支援

「まどかグループ」はプラン・インターナショナルの活動を通して、途上国の子供の里親になっています。1986年より6人の子供たちを支援してきました。インド、タイ、インドネシア、グァテマラ、中国、そして現在はカンボジアの少女を支援中です。

チャイルドとは手紙や写真のやりとりを通じてお互いの国の文化や習慣を紹介しますが、チャイルドからの手紙には家族のこと、学校生活、友達のことなども書かれています。

チャイルド訪問もこれまで3回行いました。手紙の交換だけではわからなかったチャイルドの姿に触れることができるだけでなく、チャイルドの住んでいるコミュニティの現状を知り、ささやかな支援がコミュニティの発展のために役にたっているのだ、と実感することができます。

「まどかグループ」は毎年バザーを開催して、その売り上げをチャイルド支援の資金に充てています。